野津 積
さん
Tsumoru Notsu
- 走る場所
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県道7号(8)
- 走る日時
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5月15日(土)
志望動機
大会組織委員会に提出されたものを、そのまま掲載しています。
私は、東京広島で国家公務員として働いた後、ふるさと島根にUターン。24年前、家内と二人で小さなお弁当屋さんを開きました。店のバックルームで息子娘を育てながら必死で働きました。少しずつ頼りになる社員が増え、独居高齢者や身体の不自由な方を対象に、安否確認付き在宅高齢者配食、買い物支援、生活支援サービスを開始しました。山間部から漁村に至る正に津々浦々まで、お弁当と共に笑顔と安心を365日休むことなくお届けしています。玄関口、靴を脱いで枕元までお弁当をお届けする地域生活の最前線は、孤独死を発見する過酷な現場でもあります。私たちのふるさと島根は、少子高齢化に伴う急激な人口減少、働き手不足など課題は山積しますが、都会にはない豊かな自然と文化、地域を愛する優しい仲間がたくさんいる素敵な場所。そんな掛け替えのないふるさとが100年後も幸せであり続けるために、未来を託す若者たちにこの配食のバトンが繋がれば本望です。
(2020年用に書かれた文章です。)
東京オリンピック・パラリンピックの延期は予想していたとは言え、それまで多くの方々が準備を進めていらっしゃったことを考えると、とても辛い持ちになりました。私は、地方の小さな会社の経営者を長年務めております。弊社は、今般のコロナ禍による直接的悪影響はありませんでしたが、飲食業、宿泊業はじめ多くの仲間の経営者が苦しむ姿を目の当たりにしながらも、クラファン、声がけ程度の応援に終始しております。またこうして再び、聖火ランナーにご選出いただいたチャンスを活かし、先行きの見えないこの状況を打破し、日本国にとって、また、我がふるさとにとって明るい未来につながる「RUN」にしていけるよう務めて参ります。
この状況下、大会準備をされる皆様方の取り組みに感謝申し上げますと共に、苦労した分だけ実り多い東京オリンピック・パラリンピックになりますよう心よりお祈り申し上げます。ありがとうございました。
(2021年用に書かれた文章です。)
志望動機
大会組織委員会に提出されたものを、そのまま掲載しています。